言う事を聞かないと衝動的に怒ってしまいがちですが、最近の研究では子供に言ってはいけない言葉と、その代わりとなる代替言葉があります。
子どもに使ってはいけない10の言葉(と代わりに使うべき言葉)
http://www.lifehacker.jp/a/2013/04/130427ten_things.html
子供に言ってはいけない言葉
子供に言ってはいけない言葉と代わりとなる言葉を見ていきましょう。
子供に言ってはいけない言葉1「良く出来たね」
子供に言ってはいけない言葉その1は、「良く出来たね」です。
「良く出来たね」を言ってはいけない理由は、そう言われた時だけ良くやったと子供が勘違いするからとなっています。
代わりに使った方が良い代替言葉は、「頑張ったんだね」が良いとしています。
子供に言ってはいけない言葉2「良い子ね」
子供に言ってはいけない言葉その2は、「良い子ね」です。
「良い子ね」を言ってはいけない理由は、言われた時だけになり、自発的行動が失われるからとなっています。
代わりに使った方が良い代替言葉は、「お手伝いしてくれるから嬉しいな」が良いとしています。
子供に言ってはいけない言葉3「絵が上手ね」
子供に言ってはいけない言葉その3は、「絵が上手ね」です。
「絵が上手ね」を言ってはいけない理由は、親が評価する事により、自分で作品を判断できなくなるからとしています。
代わりに使った方が良い代替言葉は、「赤と黄色の色を使ってるね、何を描いたか教えてくれる?」が良いとしています。
子供に言ってはいけない言葉4「いい加減にやめないと○○だよ」
子供に言ってはいけない言葉その4は、「いい加減にやめないと○○だよ」です。
「いい加減にやめないと○○だよ」を言ってはいけない理由は、脅しや脅迫をする子供に育つからとしています。
代わりに使った方が良い代替言葉は、「弟を叩いてはいけません」「怪我したら大変でしょ」「仕返しされて今度はあなたが叩かれるかもしれないし」「何かを叩きたくなったら、枕とかソファーとかベッドなら叩いてもいいよ」が良いとしています。
子供に言ってはいけない言葉5「もし○○したら、○○をあげる」
子供に言ってはいけない言葉その5は、「もし○○したら、○○をあげる」です。
「もし○○したら、○○をあげる」を言ってはいけない理由は、物で釣るのは有害であり、何かあげないと何もしなくなるワガママに育つとしています。
代わりに使った方が良い代替言葉は、「片付けの手伝いをしてくれてありがとう」が良いとしています。
子供に言ってはいけない言葉6「お利口さんね」
子供に言ってはいけない言葉その6は、「お利口さんね」です。
「お利口さんね」を言ってはいけない理由は、子供が期待に応えたいと言うプレッシャーを受けるとしています。
代わりに使った方が良い代替言葉は、「うわぁ凄く頑張ったね」が良いとしています。
子供に言ってはいけない言葉7「泣かないで」
子供に言ってはいけない言葉その7は、「泣かないで」です。
「泣かないで」を言ってはいけない理由は、感情を表に出さない子供に育つとしています。
代わりに使った方が良い代替言葉は、「泣いてもいいんだよ。いつでも話を聞いてあげるからね」が良いとしています。
子供に言ってはいけない言葉8「○○するって約束してあげる」
子供に言ってはいけない言葉その8は、「○○するって約束してあげる」です。
「○○するって約束してあげる」を言ってはいけない理由は、親に裏切られると子供が捻くれて育つとしています。
代わりに使った方が良い代替言葉は、約束に対しベストを尽くし、絶対とは言えないけど頑張る事を伝える事が良いとしています。
子供に言ってはいけない言葉9「大したことじゃないでしょ」
子供に言ってはいけない言葉その9は、「大したことじゃないでしょ」です。
「大したことじゃないでしょ」を言ってはいけない理由は、子供の意見を尊重していないからとしています。
代わりに使った方が良い代替言葉は、「そうしたいのは分かるが、今は無理」「ガッカリすると思うけど、ダメなんだよね」が良いとしています。
子供に言ってはいけない言葉10「何でそんなことしたの?」
子供に言ってはいけない言葉その10は、「何でそんなことしたの?」です。
「何でそんなことしたの?」を言ってはいけない理由は、自己防衛的な子供に育つからとしています。
代わりに使った方が良い代替言葉は、「お友達があなたの話を聞かないから機嫌が悪いの?」など説明や話をする事が良いとしています。
子供の褒め方と叱り方
子供に言ってはいけない言葉と代替言葉が10個挙げられておりますが、遵守している母親と父親は殆ど居ないでしょう。
子供に言ってはいけない言葉は全て褒め方と叱り方ですので、褒める時と叱る時に感情的になってしまう事は仕方ありません。
たとえ子供に言ってはいけない言葉を子供に言ってしまっとしても、後で子供と話し合い、コミュニケーションをとる事で代替言葉と同等の効果が見込めるでしょう。
子供は母親や父親だけと話すわけでなく、親戚や近所の方、先生など多くの大人と話します。
子供と話す大人全てが子供に言ってはいけない言葉を使わない訳がありませんので、親は子供とよく話し合ってコミュニケーションを多くとる事が最も良い方法です。
最も悪い方法はフォローをしない事であり、面倒臭いかも知れませんが1日の出来事を子供と一緒に話してみましょう。